キレイな字を書きたい人に  

映画やテレビの書道作品を書いています。東京日本橋で書道教室も開いています

GACKTさんの話を聞いて ペットのこと

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GACKTさんが、ペットロスになったご友人にご自分の愛犬(何匹か飼っていらっしゃってそのうちの1匹で生後何か月かの子犬だそうです)をプレゼントした、という話を聞きました。

また、ご自身のyoutubeでその様子を流して報告すると、バッシングが多く、それに対して、批判も受けます!!とか言ってらっしゃるそう。

 

お正月の格付けランキングとかで拝見していて、とても知識、見識豊富で素敵な方だと思っていたし、一時はインスタもフォローさせて頂いていたこともあり、悪いイメージは全くなく、むしろ好感を持っていたほうなんです。だから、なぜ?とう気持ちでいっぱいです。

彼自身をとやかく言うつもりはないのだけれど、

でもやはりこれは彼のお友達に対する愛情表現の「方法選択ミス」だったのでは、と、どうも腑に落ちなく、ここに来た次第です。

 

そもそも、どなたもご承知のとおり、動物たちは、ものではありません。ペットショップや保護団体から譲渡を受ける際にもそれなりの手続きと意思表示が必要だし、ケーキを人に贈るように、はいどうぞ、というものではありません。

今回は、譲られた方がGACKTさんから譲り受けたと知ると恐縮されるかもしれないので、ワンコをそっと置いてきた(どこに置いたのか、家の中なのかどうか、までは知りません、わざわざ追って調べるのほどのことでもないし、これ以上、本件の情報を更新したくないので・・)というのです。

突然知らない人の家に置いておかれたワンコはどんなに心細かったでしょう。

 

うちの下の仔は、保護犬としてうちに来て、もう2年も経ちますが、いまでもどんなに優しいお客さんでも怖がって吠えますし、私がトイレに立っただけでもワンワン言います。犬にも感情はありますし、恐怖も喜びも感じます。

辛い思いをして箱の中にいたうちのワンコと違って、GACKTさんのワンコは、きちんとしつけをされ暖かく育てられた子犬ちゃんだったかもしれませんが、そういうことではないはず。

 

なんか方法が違ったのではないですか、単純にそう思います。

 

ペットロスの癒し方は、その専門のセラピーさんがいるくらい様々な方法があり、そんなに簡単に、代わりの犬が来たからと言って心の寂しさが癒されるものではありません。

 

コロナ禍で、在宅時間が増え、ペットを飼うようになった人が増えたと聞きます。

そして、飼ってみて、思ったより大変だと言ってすぐ手放す人も多いと聞きます。

保護犬活動をされている方々がどれほど大変か知っています。

 

せっかく世の中に影響力のあるGACKTさんのような方なのですから、ましてや愛犬家でいらっしゃるのですから、別の方法、別の主張で、ペットたちを守ってほしかった。

切に思います。