書と言の葉 

映画・テレビの書道作品を書いています。都内で書道教室も開いています

ミクテ、とは? カセットテープのはなし

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最近、ミクテ、という言葉に触れることが多くて、かといってなんとなく人に聞くのもなんだし、、まあ、アーティストの個人的、というかオフラインの音源のことだろうな、とはうっすら思ってはいたのですが、先日、Twitterで、「ミクテってカセットテープかと思ってたんですが、今どきカセットってあるんですか?誰にも聞けなくて・・」というツイートがあり、

あ、似たような人がいる、っと思って、♡イイネ!!をしたら、後々その投稿の♡の数が大変なことになっていました。若いアーテイストのファン仲間のTwitterだったのですが、結構昭和な人いるんだなあ、と安心した、という話です。

 

そもそも、ミックステープとは、(調べてみました。)

1970年代に、アメリカで、ヒップホップやレゲエ、R&Bなどを進化、広めたさせた影の方法で、パーティーやクラブに来られない人に向けて、アルバムやシングルを切る前の曲を広めるために作られたカセットテープのこと、だそうだ。人気のDJなどのミックステープに未発表の音源を載せて、公式ではない形で広まっていったものらしい。

「ミックステープとは」、で調べても、なかなかこれと言って明確な回答がみつからない。基本的にその定義は曖昧なようだ。レコード会社から公式に発売されるのがCD、アルバムで、それ以外の方法(YouTubeやMP3、あと個人的にCDに落として販売する場合もあるみたい、とか)を使って配給されるのがミクテ、ということはおおむね間違いではなさそう。(←ごめんなさい、全くの専門外なので、とんちんかんなこと書いていたらお許しを🙇)

 

テープ、という言葉。結局ミックステープとは、そもそもカセットテープで普及したという名残でそのワードが今も使われているらしい。

有名なアーテイストも公式のアルバム以外に個人的に作った曲をミクテで出していることもあり、そのほうがその人の素の世界観が出ていたりして、実は私は割とそっちのほうを好んで聞くことが多い。

 

 

今朝の天声人語は、カセットテープを発明したオランダの技術者の方が亡くなったという訃報に接し、「世界の中心で、愛をさけぶ」の主人公が、テープでお互いの声をやりとりしてましたね、という内容でした。

 

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私の若いころは音楽を身近に保存するには、カセットに録音する方法しかなかった。それも、ラジオやテレビのスピーカー部分にマイクをくっつけて、集中して録音ボタンを押し、息を呑んで、その曲が終わるのを待つ。しっかり「停止」ボタンを押すまでは

カサカサという衣擦れの音(??)さえ出せない。母親が向こうから自分を呼んだりしたら、それは、もう一貫の終わり・・

WALKMANが出たときは、大好きな歌手の曲を外に持ち出せてそれはそれは嬉しかっったなあ・・WALKMANってネーミングも改めて斬新だなあ、と感動する。

「my love song」とか、ダサい題名を付けてカセットの両面(カセットってA面とB面があって、それぞれ12~13曲くらい録音できたような気がする。)に好きな曲をいっぱい録音してお友達のお誕生日にプレゼントしたり、好きな男の子からビリージョエルのピアノマンのLPを借りてカセットに落として何回も聴いたこと、なんかすごく覚えている💦

そんな青春時代だったなあと懐かしく思います。

 

V6が解散する、って昨日悲しい知らせを耳にしましたが、彼らもそうやって思い出になっていくのね・・

 

 

今はサブスクとか、MP3、YouTube、色々な手段があり、いわゆるハードを持たなくても音楽は自由に、それも大量に持ち運ぶことができる。

 

でも、なぜか、私は買いたくなってしまうんですよね。

天声人語の筆者が書いているように、確かな手触りがほしいのかな。

この丸い、四角い、中に、自分の大切なものが入っていてそれは私だけのもの、という実感がほしいのかな。

 

さすがに、押すのは、カセットテープの録音ボタンではなく、CDのonではあるけれど。