キレイな字を書きたい人に  

映画やテレビの書道作品を書いています。東京日本橋で書道教室も開いています

Mikrokosmos

わたしのブログをいくつか読んでくださっている方がいらっしゃったら、

多分、ある韓国のグループのかなり熱烈なファンであることを薄々感じていらっしゃるのではないかな、と思います。

普段、お子様方の指導をさせて頂いているので、あまりオタク感は醸し出したくないな、と常々気を付けてはいるのですが、やはり彼らを通して世界を見ているところがあるので、どうしてもわかる方にはわかってしまうようです・・

 

、ということで、ちょっとそのお話を書かせてください。

一昨日、昨日、と彼らのオンラインライブがありました。内容についてつらつらと、ここでお話するわけではないので安心してください😊

 

ライブの最後に、メンバーの一人が、スマホのライトを点灯して、窓を開けて、そのライトを外に向けて歌いながら照らしてみてください、って言いました。わたしたちという天の川をつくりましょう、って。もし、窓の外に同じようにライトをかざしている人を見つけられたら、すごく嬉しいじゃないですか?っていうんです。それって、ほんとに素敵だと思いませんか??

 

彼らのコンサートは最後ほぼ、Mikrokosmosという曲で終わります。

ミクロコスモス、というのはドイツ語読み。英語ですとマイクロコスモス、となります。「小宇宙」と訳されますが、文化人類学上、人間社会、のことを指します。大自然や超自然的世界を包括する外界を意味する「マクロコスモス」の対義語として使われます。

つまり、個々の人間、ということだと私は理解しています。

リーダーのRMは、

「僕たちは同じことを話します。僕たちは同じ声で話します。僕たちは同じ言語で話します。それがコミュニティです。同じ言語で話し続けましょう。」とこの曲について話していました。

 

彼以外のメンバーはそれほど英語を話しません。楽曲もハングルが中心ですし、コンサートのMCも韓国語で話します。

字幕がなければ全く理解できませんが、でも、なんかわかるのです・・・

RMの言っている、「同じ言語で話しています」・・まさにそれを感じるんです。

同じ人間、住む世界は違っても、話す言葉は違っても、でも、理解し合える、それを実感する時間です。

 

今は、コロナ渦の世界で、会場でたくさんの人たちと一緒にライトをかざすことはできません。私もベランダに出て、ライトを点灯したスマホを振ってみました、、私は他の光を見つけることはできませんでしたが、Twitterでこういう↓投稿をされている方を何人か見つけました。これを読んで、涙が出るほど感動してしまいました(*^-^*)

 

 

 オフラインのコンサートでは、観客がスマホやペンライトを点灯させるので、会場全体がまるで無数の星で埋め尽くされた宇宙のように、それはそれは美しい光景が広がります。

 

最も深い夜にもっと輝く星の光

夜が深いほどもっと輝く星の光

僕たちは僕たちなりに輝いて

輝き、夢、笑顔

さあ 夜を明かそう

僕たち自体が輝いている           ☆Mikrokosmos日本語訳より

f:id:mipooooo:20210615224936j:plain

  一人一人の小さな個人ですが、国も人種も性別も超えて、大きな宇宙の中で光の塊になる瞬間です。この世界、それでいいんじゃないかと、そして、そうありたいと思う瞬間です。

 

※投稿、画像、日本語訳、お借りしました。