「子供はわかってあげない」私の書いた書、いっぱい出てます!!
門司くんの家は代々書道家。「屋敷じゃ~~ん」って美波ちゃんが驚くような大きなおうちに住んでいます。私のずっと憧れている生活です。
「子供はわかってあげない」という映画の話ですが、今回、その中の劇中書をたくさん書かせて頂きました。
田島列島さんという漫画家さんのことはとても好きで、淡々と流れていく世界観と、しかし、実は結構踏み込んだテーマを扱っていたりして、大きな出来事やショッキングな事件が起こるわけではないのだけれど、うん、わかる、そう、そうだよね、そんな感じだよね、って静かに共感するところがたくさんあります。オタクの世界を描いていることが多いからなのか、自分と同じ呼吸を、とても感じます。
さすが沖田修一監督。そんな彼女?(彼かも?)の描く世界を全く壊さず、きれいで透明感のある、とてもすてきな映画になっていました。
演じている役者さんがみんないい。風景もいいし、美術もいい。無呼吸状態が一呼吸多いというか、、独特のテンポ感が絶妙。
そんな素敵な映画の中のとても重要な部分(門司くんの家が書道教室をやっているので、書道に関する小道具が多く、さらに、謎の宗教がポイントになるので、そのお札の存在も大きいのです)を担わせて頂いたことがとても嬉しかったです
私は、書道教室もやっていて、年に何回か大きな書道展にも作品を出品していたり、所謂王道の書道屋を営んでいるのですが、
今回のように何かの作品の中で、一つの役割を与えていただくことがとても嬉しいし、俄然元気が出ます
展覧会で評価されることよりも(??)、
枠のない中で、書によって、自分なりの解釈を表現すること、そしてそれがその作品の中で、何か役割を放っていること(勝手に思っているだけかもしれないけれどwww)、それがほんとに好きなんだと実感します。
そうは言っても、あ~~あそこちょっと弱かったなあ、とか、なんか文字間空白部分少なかったな、、等々、、と映画館にては、反省点ばかりなのですが・・