キレイな字を書きたい人に  

映画やテレビの書道作品を書いています。東京日本橋で書道教室も開いています

こどもの文の輝き

前回の投稿、感情的になってしまったなあ、とちょっと反省しています、、

あるプロの方の文の推敲を依頼されて、読んでみたら、はあ??みたいな部分が多すぎて、、ごめんなさい、切れたまま書いてしまいました。投稿を削除しようと思ったけれど、最後の、助詞、接続詞、の部分、私がいつも思っているところなので、一応、残しておきます。

 

先日、作文教室の生徒さんのママから、嬉しいLINEを頂きました。

お子さんの作文が学校の代表に選ばれて、全校集会でみんなの前で読んだんですよ、って。

こういう連絡を頂く時が、私にとって本当に幸せな瞬間です。

 

小学生の低学年から作文の添削をしていますが、

学年が上がっていくに連れ、彼らの語彙力が上がっていくのを実感します。

ただ、お子さんたちを見ていて思うのは、会話力と作文力は別ものだな、ということ。おしゃべりが得意なお子さんがイコール文章における語彙力が多いかというと、そうでもないということです。これって不思議ですよね。語彙力と表現力は違うという事なんでしょうが、はっきり言えないので、もう少し子供たちを観察してみます😊

 

添削の中では、繰り返し文の構成を教えますが、書き方のルールをある程度習得すると、語彙力のアップと相まって、ほとんどの生徒さんは合格点の作文は書けるようになります。

 

ただ、その中でも、時々ハッとする文に出会うことがあります。

なぜなんだろう、と考えるのですが、おそらくこれが、表現力なんだろうな、と思います。

そして、その場合、大人の、所謂良い文章、を読んだ時より、心を動かされてしまうことが、実は多いのです。(あくまでも個人の感情です🙇)

大人のように、この言葉をこういう意図で使おう、とか、あの小説でこうやって使われていたからここに持ってこよう、とか、そういう気持ちが少ない、からでしょうか。

純粋にその「言葉」を使っているから、

・・・あまり伝わらないかも、、ですが、、(←語彙力wwww💦)

 

私はこどもたちの作文を読むのがとても好きです。

仕事なので一応赤ペンは入れますが、本当は、それを気にせず、たくさん思ったことを書いてほしい、漢字の間違いとか、主語述語の欠如とか、そんなことは私のほうで直すから、とにかくたくさんの感情や覚えた言葉を書き綴ってほしい、私は、その中から素敵な文章をたくさん発見したい、と、

いつも思っています。

 

f:id:mipooooo:20211001110108j:plain