書と言の葉 

映画・テレビの書道作品を書いています。都内で書道教室も開いています

love yourself

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love yourself 、love myself

 

大好きな言葉です

 

 

作文教室の3年生の生徒さんが書いたこのフレーズ。心に響いてしまったので、お母さんの了承を頂いて、一部載せます。

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「人と自分をくらべない。私はわたしでいい。」

 

こんなことが書ける彼女がほんとに羨ましく、また、こういうことが言えるようなお子さんに育てたご両親にも感動しました。

 

 

 

時代なのかもしれないですが、子供のころから比べられて、競争の中で生きてきました。

私は未だに、(いい年して・・)自分というものがどこにいるのかわかりません。

ほんとの自分がどれなのか、自分を愛するなんていっても、どの自分を愛せばいいのか、

正直なところまだふらふらしています。こんな風に、私はわたしだから、なんて潔く言えたらいいなあ、と単純に感動してしまいました。

 

 

彼女の作文はもう長いこと読ませてもらっていますが、時々、はっとさせられる表現に出会うことがあります。文は上手に書くことが大切ではなく、大切なのは、読む人の心に何か小さくても足跡を残すこと、そこには大人とか子供の差はなく、いかにものを感じる心を持っているか、そしてそれをどれほど忠実な言葉で表現できるか、ということだと思っています。彼女の文はいつも小さな輝きを持っているので、私はとても好きです。

 

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「表現したいことはたくさんあるけれど、それをあらわす言葉を見つけることが難しい。」

最近、ある若いアーティストが作詞をする際に悩んでいることをこう表現していた。

そのために、たくさんのことを経験して、自分の中に多くのことを吸収したい、

と。

 

 

まさにそうだと思う。いろいろな経験をして、たくさんの本を読んで、自分の中にたくさんの引き出しをつくること。経験したことを表現することばをたくさん知ること。

そんな経験をたくさんしていってほしい。

失恋のつらさや、大切な人をなくした悲しさ、寂しさ、時と共に過ぎ去っていく時間の喪失感、、そういったものをたくさん経験して、美しい言葉で表現できるようになってほしい。若いころに経験したことは絶対に無駄にならないし、一生の宝物だ。

 

私とは違って、「私は私だから」という思いとともに大人になった彼女の作文を、いつか読んでみたいな、と思った。